Vol.056 神父と女神像あってのプロビナ

緑の石版を揃えて新天地へ。
途中、橋で監視をしている男が。
ここも、なにやら事件が起こっているようです。

村に入ると入り口で止められます。
3箇所の入り口のうち2箇所は封鎖されているし、なんだか物々しい雰囲気。
旅人だとわかると中に入れてもらう事ができますが、まだ何か隠している様子です。

村人達に話を来てみると、この村には記憶喪失になった神父が持ってきた黄金の女神像が奉られているようです。
女神像は、魔物を寄せ付けない効果があり、村は平穏とのこと。
しかしそれを聞きつけたラグラーズという大国の王様が、黄金の女神像を寄越せと言ってきたので、村に緊張感が高まっています。

この村のストーリーは基本的に、村とその奥にある山頂の教会、プロビナ南西の小さな橋を行き来する事で進みます。
問題なのは、村と教会をつなぐ山頂への洞くつ。
村人も余裕で行き来しているようですが、魔物は出るし、結構広いので往復が面倒くさいです。

山頂の教会へ行くと、村の長老オルドーと息子ラズエルが、ラグラーズの対応で言い争いをしています。
ラズエルは少し暴走気味な感じです。若い。
そこへ橋で監視ををしていた男から、軍勢がやって来た知らせが入ります。
それを聞いたラズエルは、黄金の女神像を持って飛び出します。

村は軍勢の知らせを聞いた村人達が戸締まりをして厳戒態勢。
犬に誘導されてよろず屋へ行くと、おせっかいな主人公達の意志に気がついた店の主人がプラチナソードを譲ってくれます。

橋では、ラズエルと兵士達が対峙。
ラズエルは黄金の女神像を取り出すと、たたき壊してしまいます。
人間同士が争うくらいなら、女神像など無くなってしまえばよいと言う彼の言い分はわからない事もないのですが、短絡的です。
それで大国の王が納得するとは限らない。

…ていうか、様子のおかしい兵士長。
なんと兵士達は人間ではなく、魔物が化けていたのでした。
黄金の女神像が邪魔な魔物達による謀略だったようです。
ドラクエって、基本的に人間が善、魔物が悪なので、珍しく人間同士の争いだなあ、と思いながら傍観していましたが、やはり魔物の仕業なのですね。

ちなみに破壊された黄金の女神像は「女神像の上半身」「女神像の下半身」として回収する事ができます。

村を襲う魔物達。
村人達も必死に抵抗します。
魔物に話しかけても戦闘にならないので、話を進めるしかありません。
ボスの魔物は、人間の魂を抜き取る事ができるようです。

教会へ行くと、神父が記憶を取り戻します。
以前住んでいた村も襲われ、その際に記憶を失ってしまったようです。
駆けつけたラズエルと主人公達を地下に誘導し、閉じこめる神父。
自分が標的である事を悟った神父は、自ら犠牲になる道を選びます。

襲撃が終わった後外に出ると、教会は破壊され、村の人々は残らず魂を抜き取られています。
村では魔物が残っていて、1匹だけ戦う事ができます(マージインプ)。

自分の行動を悔いるラズエル。
彼が神父に託された小箱を調べると、女神の絵と神父のカギが手に入ります。
女神の絵を見ると、教会裏の泉で女神像を復活させる事ができそうです。

泉へむかうと、魔物のボスりゅうき兵が襲ってきます。
<ボス>
りゅうき兵
バギクロス、ばくれつけんによる攻撃が激しいですが、戦闘は途中で終了。
ラズエルが女神像を復活させて、りゅうき兵は弱体化されます。
すげえ弱くなるので、今度は楽勝です。

しかしりゅうき兵は女神像を道連れに破壊します。
ボスを倒した事で、村人達の魂が戻ります。
神父と牛以外は無事元に戻って、一件落着。

橋でラズエルとあいさつを交わして、元の世界に戻ります。

<プレイ時間>72:02
<レベル>主人公:30、マリベル:30、ガボ:28、メルビン:23