Vol.047 もういいよ、グリンフレークその後。

バロックの橋を渡った先に待っていたのは、なんとグリンフレークの町。ここにつながるのか!
んー、以前現在の世界で訪れたギュイオンヌ修道院のお墓で、後日談としては充分のハズ。
断片的な情報から想像するのが、RPGの醍醐味だと思ったのですが。

ちなみにPS版プレイ時の記憶はすっかり消えていました…。

今度の町はあれから30年後が舞台。
イワン没落、リンダ逃亡、カヤ奥様に。
ぺぺの弟ポルタが庭師になっていて、イワンと息子のエペがその下で働いています。
現在のハーブ園の主カサドールは体調が悪い様子。
カヤが彼のために作った食事の失敗作を、メイドのチェリが犬のコパンにやったところ、毒が盛られていた事が判明。
チェリがカサドールの前でカヤに証拠を突きつけて、かばったイワンとカヤが追い出される事になるという結末。

ちなみにリンダはぺぺが興したメモリアリーフ先のギュイオンヌ修道院でシスターベシアと名乗り、影から彼を見守っていたようです。
しかし、彼の前に現れる事はないまま他界。
まあ、偶然あらわれた孤児の名前がリンダという名前だったからと言う理由で引き取るような男はダメですが。
主人公のお節介で後から事実を知ったぺぺは落ち込んで終了。

この2つの物語は、往復を繰り返しながら傍観する事になります。
主人公達は、時々外野から余計なことをして茶々をいれるだけ。
まさに時を動かすというRPGの典型です。

正直、蛇足なエピソードだと思いますが、印象に残るのは、チェリの相方のメイドさん。
チェリは行動力があるものの、そんなに鋭いタイプでもないように思います。
彼女が気がついていなかっただけで、もう一人のメイドさんは前からカヤがカサドールの食事へ毒を盛っている事に気がついていた可能性があります。
あのハーブ園で実権を握っていたのはカヤでしょうから、一連の事件で家の中のパワーバランスが変わります。
チェリがコパンに食事をやることを許したのは彼女ですから、引き金を引いたとも言えます。
すべて見越した上で傍観していたとしたら、なかなかの策士だなあ、と。
カヤもそうですが、ドラクエ7のメイドさんは個性派ぞろいです。

あとはイワンとリンダの息子エペ。
ぺぺと似た名前が付けられているだけでも色々と想像してしまいますが、両親からそれぞれ見捨てられたというはかなりキツいです。
この先カサドールのもとで働くのは針のむしろでしょうし、本当に悲惨。
何かフォローは無いのかなあ。

現在にもどったら、何かメモリアリーフに変化がある事を期待します。
PS版の記憶が全然無いのだけれど…あるのかなあ…。

<プレイ時間>52:32
<レベル>主人公:24、マリベル:24、ガボ:22