Vol.005 マリベルさんに首ったけ

マリベルさんが仲間に加わったおかげで、話しかけることができるようになりました。
仲間に話しかけられるシステムは、ドラクエ7が最初でしたね。
会話を楽しむのも醍醐味ですが、マリベルさんはお城へ向かう気満々で、あまりレスポンスがよろしくありません。倦怠期でしょうか。

とりあえず母マーレに彼女を紹介すると、小さな小包「小魚のつくだ煮」を預かります。
キーファの好物だとか。
アンチョビサンドに道具屋のアミットまんじゅうと、食の小道具が目立ちます。
ドラクエの世界の食文化は、これまでのシリーズではほとんど垣間見る事ができませんでした。
今までにない試みと言えます。
今更ながらに、気合いの入った作品だったんだなあ。

村の外へ出ると、マリベルから城への道筋やら主人公とキーファがあやしい行動をしている場所やらのレクチャーが入ります。
フィールドも3Dなのですね。ドラクエ8みたいな感じです。
走り回った感触は、村に比べると少々操作性が悪い感じがします。思った通りに旋回できないです。
フィールド上にも宝箱が配置されているので、気を付けないといけません。
気になる所は多々ありますが、マリベルさんが寄り道を許してくれないので、北に位置するグランエスタード城へ向かうとしましょう。

城下町に着くと、マリベルさんがあっさりと離脱。
ツンデレのツンが炸裂です。
帰りのアッシー君(死語)まで断られる始末。
その様子を見ていた入り口付近のおねーさんから慰めのフォローが入りますが、惨めさは拭えません。

仕方がないので、とぼとぼと城下町を探索。
ああ、マリベルさんはよろず屋の息子オルカといちゃついています。
この町には主人公の叔父、ボルカノの弟であるホンダラが住んでいるのですが、評判最悪です。
本人眠り込んでいるし。
さらには地下から行ける家の偏屈なじいさんには煙たがられるし。
なんか散々です。

ああ、考えてみたら王様から呼び出しを喰らっているんだった。
もう悪い想像しか浮かびません。

<プレイ時間>1:04