Vol.026 からくりにはからくりで

フォロッド城のよう兵に就職したものの、これって正社員じゃないです。
今問題になりつつある、請負っていう雇用形態に近い。
社会保障が受けられないし、仕事に使う武器の調達も自分でしなければなりません。
なにより雇用主がからくり兵の襲撃で、倒産寸前です。

しまった。ブラックな会社に勤めてしまった!
よく調べてから就職するようにしましょう。
まあ、主人公たちは家業が安定しているので、いざとなれば親に泣きつけるか。

残念な職場も気の持ちようで乗り越えるのが社会人というもの。
まずは兵士の詰め所へ向かいます。
作戦会議を行うものの、よい案は出ません。会議が長いのもブラック会社の特徴かな。
町や城で見かける掃除機の作り手、からくり技師ゼボットに協力を仰ぐ提案が出ますが、兵士長のトラッドは乗り気でない様子。

そのまま会議は解散になりますが、主人公達へ最初のおつかいとしてゼボットの研究所へ向かうよう言われます。
めんどくさいなー外回りかー。公園で昼寝でもしちゃおっかなー。交通費の領収書はとっておかないと。あ、請負だから実費か?
うだうだ考えながら西の研究所へ。
洗濯機が「ゼボット1号」で、調理器が2号、掃除機が3号。
からくりの作品に自分の名前を付けるだけあって、ゼボットは気むずかしい変人です。
城からの要請にも非協力的。新人の傭兵を使いに出す城の態度にも問題はあると思いますが。

研究所の本棚を調べると、ゼボットの事情を推察する事ができます。
たぶんエリーさんという人は、家事が苦手ですね(違う)。

仕方がないので城に戻って報告。
初仕事の結果がイマイチだった主人公達は、見張りに配属されます。
はやくも窓際に左遷されました。
辞表を懐に忍ばせつつ仕事場へ向かうと、傷ついた兵が城へたどり着いて事態は急展開。
フォーリッシュ陥落の知らせです。

兵士長トラッドは、主人公達と共にゼボットを説得に向かいます。
あ、兵士長は戦闘に参加してくれるのかな?敵とは接触せずに研究所にたどり着いてしまったので、わからず終いでした。
トラッドの説得にも応じようとしないゼボットですが、研究所に壊れかけのからくり兵がやってきて、ゼボットは興味を持ちます。

トラッドから先に城へ戻るように言われて帰ると、城はからくり兵の襲撃を受けています。
城の入り口を守るように言われるので、給料分くらいは頑張りましょう。あ、まだ給料もらってないや。

お城が落ちたら給料も出ないなあ、何てことを考えていたら、突然狂い出すからくり兵。
ゼボットの改造したからくり兵による妨害音で、城はピンチを切り抜けたのでした。
次の日の朝、作戦会議でトラッドはからくり兵の拠点へ攻撃に出る事を決意します。
潜入作戦に抜擢される主人公たち。
もうまともに働ける社員が残ってないから、新人に期待するしかない、末期の会社ですね。
こうなってくると、社内に転職情報誌が散乱していることでしょう。

無惨な姿に変わり果てたフォーリッシュで軽い打ち合わせの後、からくり兵団拠点へ。
入り口付近のからくり兵は、ゼボットによって排除。
主人公達が親玉を叩く事になります。
中はそんなに広くないのですが、最深部では連戦が待っているので、体力温存で。

<ボス>
マシンマスター
からくり兵×3からの連戦になるので注意。
からくり兵を呼び出しますが、基本はマシンマスター集中攻撃でOKだと思います。
からくり兵はブーメランやイオの全体攻撃で取り除きます。

マシンマスターから魔王の名が出た事も気になりますが、それよりもなんと3連戦。
まあ、悪の博士を倒したら、暴走したマシーンが登場するのも定番ですが。
<ボス>
デスマシーン
2回攻撃でもろば斬りまで使ってくる強敵です。まばゆいひかりとマジックバリアがうざったい。
火の息も吐きます。
守備力が高いのにルカニが効きづらいので、マリベルはルカニを唱え続けるハメに。
手強かったー。

ダメ社員から一発逆転の活躍で幕を閉じたのでした。
フォーリッシュとフォロッドで歓迎されて円満退社。
退職金はどくがのナイフでした。詰め所でヘインズさんからこれまでの給料1200Gがもらえるので忘れずに。
姫様とゼボットの微妙なやりとりを盗み聞きしたら、次の就職先を探す旅に出ます。
やっぱり、実家の漁師を継ぐしかないのかなー。

<プレイ時間>19:47
<レベル>主人公:14、キーファ:14、マリベル:14、ガボ:6